プログラマーに資格はいらないって本当?取得のメリットや必要な知識能力は?

RYOさん、プログラマーになるために必要な資格はある?

いいえ、私は資格を持たずにプログラマーになりました。

そうなんだ!じゃあ資格は特に必要ないんだね!

はい。ですが資格を持っている場合のメリットもありますので紹介していきますね!

昨今話題の職業の1つであるプログラマー!

理系のイメージが強いですが、文系でもなれる職業であり、自身のキャリア開発の中で目指そうとする方が増えてきています。

また働き方改革やコロナの影響による在宅勤務者増加の影響で、自宅でもできる仕事という意味でも着目されてきています。

今回の記事では、

  • プログラマーに資格はいらないって本当?
  • プログラマーの資格取得のメリット
  • プログラマーに必要な知識能力は?

について紹介します。

プログラマーに資格はいらないって本当?

プログラマーに資格はいらないのは本当なのか調べていきます。

プログラマーになるために取得しなければならない資格はない

国家資格が必要な職業(いわゆる士業など)はもちろん資格が必要ですが、プログラマーになるために取らなければならない資格はありません。

プログラマーを目指して就職や転職を検討している人は、プログラミング関連の資格を取得することゴールにするよりも、アピールできる実績を作ることをゴールに見据えた方が良いです。

Githubなどの共有サイトで自身の成果物やコードを公開する方が、就職活動においてはアピールになります。

どのようなものが作れるのか、どういったニーズを拾い上げているのか、といった実際に企業で働くシーンが想像できるような成果物であればより良いでしょう。

アピールポイントや知識の幅を広げる目的で取得する

実績に加えてアピールポイントを追加する目的、知識の幅を広げる目的で資格取得するのはアリ

自己PRを強化したり、網羅的な学習で知識の幅を広げたいという人には資格取得は有用です。

以下の資格はIT業界での取得者が多いです。

  1. ITパスポート
  2. 基本情報技術者試験
  3. 応用情報技術者試験
  4. PHP技術者認定試験
  5. Ruby技術者認定試験
  6. Javaプログラミング能力認定試験
  7. Python3エンジニア認定基礎試験
  8. AWS認定資格

プログラマーの資格取得のメリット

プログラマーになる際に資格を取得しておくメリットもありますので紹介します。

体系立った効率的な学習ができる

資格を取るための学習とは、特定分野の知識を網羅的に体系的に学ぶことです。

これはプログラミングにおいても同じです。

実際には、専用の参考書や対策本、eラーニング教材などを使って学習してくことになりますが、いずれも試験の構成に合わせた学習教材になっているので、自然と体系立ったコンテンツになります。

初心者であればあるほど、基礎~応用を理解していく上で効率が良いです。

未経験初心者でこれから本格的に学ぼうとしている人は、ITパスポートや基本情報技術者試験がおすすめです。

面接時のアピールポイントになる

自己PRになる実績作りの方が大事ですが、資格を持っているとより説得力が増します。

学習に意欲的な人という風に捉えることもでき、面接官の好印象につながる可能性もあります。

あくまで付随的なものとして資格取得をすることは良いことだと言えます。

客先へ常駐する場合に有利になる可能性アリ

実際にプログラマーとして客先へ常駐する場合にも有利になる可能性があります。

プログラマーはクライアントの会社に常駐するケースが多く、その際は事前にクライアントとの面談があります。

未経験者、入社して日が浅く実績がない人は、資格があるとアピールポイントになります。

プログラマーに必要な知識能力は?

プログラマーに必要な知識や能力について紹介します。

目的・到達点・問題点を整理できる思考能力

ある程度の基礎知識としてコードの知識はもちろん必要です。

ですがクライントの要望に応えるためには、何が目的なのか、何を解決したいのかと言う問題解決の思考が必要です。

到達すべきもの、作り上げるべきものが明確になった上で、プログラムを組んでいかなければクライアントの満足は得られません。

知識を詰め込むことだけに集中するのではなく、問題解決の手法、思考の型を身に着けることを忘れないようにしましょう。

コミュニケーション能力

人と人で仕事をしてくので、コミュニケーション能力は必須です。

これはどの業界にいても同じことです。

チームメンバー、上司、クライアントと言った社内外の関係者と適切にコミュニケーションを取りながらプロジェクトを進めていかなければなりません。

新社会人がまず学ぶ、報・連・相(報告、連絡、相談)が基礎中の基礎であり最も大事なことです。

報連相が適切にできるようになっている上で、リーダーシップを発揮できるとさらに良いです。

「人と話すのが苦手なのでプログラマーになろう」と考える人もいるかと思います。

もちろん手を動かす仕事が多いため、営業職と比較すると話す場面は少ないですが、誰とも話さずして業務ができるわけではありません。

その点は踏まえて、円滑なコミュニケーションを取れるよう心がけましょう。

課題を解決できる能力

必要な知識は調べながら対応できるレベルにあればOK

昔と違い、今はネット検索すれば簡単に関連コードを見つけられますし、書籍の購入においても電子書籍であればすぐに購入することができます。

すべての知識・コードが頭に入っている必要はなく、調べれば十分に対応できるレベルにあれば実務上も特に問題にはなりません。

まとめ

プログラマーに資格はいらないって本当?取得のメリットや必要な知識能力について紹介しました。

・プログラマーになるために取得しなければならない資格はない。

・入社面接や、常駐案件をとるためのアピールポイントとして取得するのはアリ。ただし、実績の方が重要であるため、資格取得は付随的なもの、知識の幅を広げるためのものと捉えるべき。

・プログラマーはコードの細かい知識は調べて対応できるレベルにあればOK。問題解決能力、コミュニケーション能力の方が仕事を進めるためには重要。